ついに、Fintokei(フィントケイ)の合格率が公式発表されました!
2024年10月、Finance Magnate社が、フィントケイ創設者のDavid Varga氏のインタビュー記事を公開し、フィントケイの合格率が明らかになりました。
今回の記事では、このインタビュー記事の要点を抜粋して、『現時点で発表されている合格率』を紹介し、そのうえで合格する確率を上げる方法を5つ紹介していきます。
FINTO10KEI
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【公式発表】Fintokei(フィントケイ)の合格率は?
まず、結論からいうと、
- チャレンジプランの合格率は7~8%
- プロトレーダーになった後、出金までできた人は16%
ということでした。
個人的には、思った以上に低い合格率で、90%以上の人が失格になっている事に驚きでした。
さらに、プロトレーダーに合格しても、報酬を得られずに失格になってしまう人が84%もいることに、もっとびっくりしました。
とはいえ、この数字は公式に発表されたも同然なので、
『フィントケイは一筋縄ではいかない難関』
だということを受け止めなければいけません。
そのうえで、たとえ難関だとしても、それを乗り越えるための『現実的な対策』を立てていく必要があると思います。
ですので、ここからはプロトレーダーになって、その後も利益を出し続けるための具体的な方法について解説していきます。
失格にならないための具体的な対策4選
合格をするためには、まず失敗の最大の原因を把握して、それを潰さなければいけません。
別の記事でも書きましたが、穴の開いたバケツにいくら水を入れても無駄なのと同じように、失格になる原因を潰さないまま上手くいくための方法を取り入れても、結局失格する確率は変わりません。
ですので、先に失格の原因を潰したいのですが、ほとんどの人の失格になってしまう理由が、
- 1日の損失5%
- 全体の損失10%
のどちらかだと思います。
ですので、この2つに極力引っかからないための対策を4つ紹介します。
Lot数を多くし過ぎない
当たり前のように思うかもしれませんが、多くの人が分かっていてもやってしまうのが「Lot数を多くし過ぎたがゆえに失格になる」ことです。
フィントケイのチャレンジプランでは、多くの初期資金があり、レバレッジも100倍までかけられるので、どうしても多めのLot数でエントリーしてしまう人が多いです。
しかし、それをしてしまうと、大きく逆行した時に、「1日の損失5%」の条件に引っかかってしまうことがよくあります。
「早く合格したいからできるだけ多く入れよう」という気持ちはわかりますが、それよりもできる限り、
『失格の条件に引っかからない事』
に注力することが大事です。
根拠のないエントリーは絶対にしない
個人的に本当に重要だと思うのが、
『根拠のないエントリーは絶対にしない』
ことです。
トレードをしている人たちの中には、
- 常にポジションを持っていないと手持ち無沙汰になるポジポジ病
- 急上昇や急下落につられてエントリー
- なんとなく上がりそうだから買い
- なんとなく下がりそうだから売り
というふうに根拠のないエントリーをしている人が一定数います。
が、こういう人たちで利益を出している人を見たことがありません。
実際のトレードでも利益を出すことができない人たちが、よりルールの厳しいフィントケイで合格できることはまずありません。
根拠のないエントリーは、無駄な損切りにつながるので、「1日の損失5%」に引っかかる確率が高いですし、5%の損失を回避できたとしても「全体の損失10%」に確実に近づいていってしまいます。
10回は失敗できる損切りルール
失格になる確率を下げるには、きちんと損切りをできるかどうかもかなり重要です。
一般的に、トレーダーたちの間では、自分なりの損切りルールを決めることが大事だと言われていますが、「1日の損失5%」、「全体の損失10%」という厳しいルールがあるフィントケイでは、さらに徹底した損切りルールが必要になります。
個人的には、『たとえ10回失敗しても失格の基準に触れないような損切りルール』を設ける必要があると思っています。
そのうえで、先に挙げた2つの
- Lot数を多くし過ぎない
- 根拠のないエントリーは絶対しない
と合わせて守れば、失格の可能性はかなり減らせると思います。
朝方のスプレッド拡大に備えておくこと
フィントケイは朝方の流動性が低くなる時間帯に、スプレッドが一気に20倍、30倍に拡大する特徴があります。
その時に劣勢だったり、ギリギリのトレードをしていたりすると、失格になってしまうこともあります。
ですので、もし不安があるなら、スプレッドが拡大する前にポジションを手仕舞いしたり、減らしておくなど、備えておくことも大事です。
合格率を爆上げするエントリー&利確ルール5選
ここまでの内容を守ることで、失格になる確率は減ったとかなり思いますが、それだけでは合格になることはできません。
きちんと利益を出せるトレードをしてこそ、合格してプロトレーダーになることができます。
ですので、次は合格率を爆上げするエントリーと利確のルールを5つ紹介します。
10回以上に分けて利確をする
8%の利益で合格、6%の利益で合格という条件があり、それと同時に100倍のレバレッジまでかけられると言われると、どうしても「できるだけすぐに合格してやる」と思ってしまうのが人間です。
しかし、大きく狙おうとすると、リターンは大きくなるかもしれませんが、リスクも増えていきます。
例えば、大きく取ろうとしたがゆえに、
「さっきまで利益が出ていたのに、すごいマイナスになってしまった」
「1回で爆益を狙った結果、大きな損切りをすることになってしまった」
ということは、これまで失格してきた人たちの中では、あるあるだと思います。
でも、1回で大きく取ろうとするのではなく、合格に必要な利益を『10回以上に分けて利確する』という心構えでやると、かなり楽になると思います。
例えば、サファイヤプラン(資金2000万円)のステップ1のクリアは条件8%なので、金額にすると160万円になります。
この金額を少ないトレード回数で撮ろうとすると、かなり無理をしたトレードになると思いますが、仮に10回に分けてクリアすると考えたら、1回当たり16万円の利確で済みます。
2000万円の資金があって1回のトレードで16万円だと、わずか0.8%分の利確でいいのです。
これなら、精神的にもかなり楽で、実際のトレードも無理をしようとは思わなくなるはずなので、合格率は上がっていくはずです。
狙い通りに動く根拠が最低でも2つ以上ある場面でエントリー
エントリーする場合は、上がる、下がるの根拠があってエントリーをするべきだが、フィントケイの場合は、「1日の損失5%で失格」というルールがあるため、より確実性を重視してエントリーするべきだと考えています。
具体的にいうと、
『最低でも狙い通りに動く根拠が2つ以上ある場面でエントリーするべき』
ということです。
例えば、下記の図のようなダブルトップは下落の確率が高いサインとして有名ですが、下落の根拠がダブルトップだけだと1つになってしまうので、この場合はエントリーしないという考えになります。
「じゃあどういう時に入ればいいんだ?」
と思うかもしれませんが、下記の図をご覧ください。
この図はダブルトップで下落した後、もう一度上昇したけど、その時の高値が1つ前のダブルトップの時の高値に届かずに下落していった図です。
こうなると、下落のサインとしては、
- ダブルトップ
- その後、さらに高値が切り下がって下落
というふうに下げる根拠が2つになります。
こういうふうに、『狙った動きになる根拠が2つ以上ある場面』を選んでエントリーすると、より確率が高いトレードをできるようになり、合格率も上がっていきます。
サポートライン、レジスタンスラインではエントリーしない
サポートラインやレジスタンスラインに到達した瞬間にエントリーする人が一定数いますが、これは本当におすすめできない方法です。
なぜなら、サポートラインやレジスタンスラインは、「ここから逆行するだろうと予測されたレート」に過ぎず、これだけでは確実性が弱いからです。
1つ前の項目で、『最低でも狙った動きをする根拠が2つ以上必要』とお伝えしましたが、
「サポートラインに到達したから買い」
「レジスタンスラインに到達したから売り」
というのは、そもそも1つの根拠しかないので、そういった意味でもエントリーするべきでありません。
もし、サポートライン、レジスタンスラインを使ってエントリーしたいのであれば、ラインに到達した後に実際にしっかりと逆行したことを確認してからエントリーするくらいのほうがまだ確実性は高いです。
最低でもスプレッド分+3pips以上動く場面を狙え
スキャルピングをやる人は特に意識してほしいのですが、
『最低でもスプレッド分+3pipsは動く場面を狙うべき』
だと思っています。
というのも、フィントケイにおいてはスプレッド以外に、『手数料』が発生していて、この手数料分をペイするのに、大体1.1pips分の利幅が必要になります。
つまり、
『スプレッド分+1.1pips分の利幅でプラスマイナスゼロ』
ということになります。
ですので、しっかりと利益を取りたいのであれば、ただ単にここから上がりそう、下がりそうという根拠だけではなく、最低でもスプレッド分+3pipsくらいは狙った方向に動く見込みがある場面でエントリーするように心がけましょう。
利確は80%で満足するべき
次は、利確についてのコツですが、
『利益確定するのは、ここまでいくと思った80%程度のところ』
がおすすめです。
ここまで読んで、気づいている人もいると思いますが、フィントケイの合格率を上げるためには、『より確実性を重視する』ことが必要不可欠です。
ですので、エントリーだけではなく、利確においても『利益が出ているうちに利確する』ことがとても重要です。
いくら「ここまでは上がるだろう」、「ここまでは下がるだろう」と根拠のある予想をしていたとしても、一寸先は闇なのが相場です。予測が外れて、そこから逆行してしまうことはよくあります。
ですので、1回のトレードで利益を欲張らず、狙ったところの8割程度のところで終わりにしておくのが賢明です。
プロトレーダー昇格後にいきなり失格にならないために
ここまでの事を徹底して守れば、失格の確率を格段に減らし、確実に利益を取れるトレードができるようになると思います。
最後に、プロトレーダーに昇格後にいきなり失格にならないための心構えをお伝えしていきます。
一旦トレードから離れてみる
プロトレーダーに昇格後、まずやっていただきたいのが、
『一旦トレードから離れてみる』
ということです。
昔からの相場の格言として『休むも相場』という言葉があります。
これは、年がら年中取引をしていると、客観性に欠けて相場全体が見えなくなり、大きな落とし穴にはまってしまうという意味があります。
プロトレーダーに昇格して、またすぐにトレードを始めてしまうと、その時に限って普段しないようなミスをして失格になってしまうことがあります。
そうならないためにも、一度相場から離れてみて、冷静さを取り戻すというステップが必要です。
常に失格ルールを意識する
プロトレーダーとして、トレードを開始してからも
- 1日の損失5%
- 全体の損失10%
で失格になるというルールは適用され続けます。
ですので、気を抜けずに常に試験の時と同じくらい慎重になり、何よりも確実性を重視してトレードしていくことが、プロトレーダーであり続ける秘訣です。
まとめ
フィントケイの合格率は、正直言ってとても低いです。
しかし、それは多くのトレーダーたちが、この記事で書いたような確実性を重視しないでトレードをしているからではないかと、僕自身は思います。
本気で今回お伝えした内容を徹底して守れば、7~8%という低い確率ではなくなると確信しています。
ぜひ、合格のために今回の内容を参考にしてください。
FINTO10KEI
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もし、本気で合格したいのであれば、フィントケイの攻略に特化した記事もあるので、そちらも合わせて参考にしてください。
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